犬1匹と猫5匹

南の島からやってきた犬1匹と、個性豊かな元野良ニャン5匹と暮らす、平凡な飼い主のそんな日常

ハルのこと 8月5日~7日

続きです。
この記録は私が当時つけていたノートを元にしているのですが、
改めて昨日アップしたやつを読むと暗いですねー。
ま、ほんとにその時は真っ暗闇の中にいたのですが、
今思い出せばあんなにゆっくりハルと過ごした時間はなかったと思うので、
つらかったけど今では幸せだっとも思えます。

8月5日

部屋でずっと一緒にいても、私にできることはせいぜい寝床のタオルを変えることや、
体をふいたりブラッシング、歩くときに少々体を支えて付き添うことぐらい。
静かな部屋ではどうしても気持ちが暗くなってしまい、
シーを連れて散歩に出ることが私の息抜きになっていました。
長時間留守にするのは心配なので、短い時間だけど、
私の隣を楽しそうに歩くシーの顔にどれだけ救われたかわかりません。

その後もハルに寄り添うように眠るシーの姿が。動物は何かを敏感に感じるんだろうな
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だんだんと目やにもひどくなり、鼻がつまっている時も。
しかも昨日病院で食べたご飯を吐いた後があった。
それでも餓死は避けたかったので、時間を空けて3ccほど強制給餌をやってみるものの、
その後は風呂場で横になって倒れこんでしまう。
どうしていいのかまたわかならくなる。

尿は出ているけど量が減ってきた。食べていないのでうんちはなし。
風呂場と寝床の往復回数も減った。
飲み水に何度か顔をつけるが、どうしてもその先に進めない
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この日も私の不安感は増すばかりで、怖くて怖くて仕方ありませんでした。
昨日と同じように、「旦那が帰ってくるまであと○時間」と自分に言い聞かせていましたが、
時間が過ぎるということはハルと過ごせる時間も少なくなっていくことだと思うと、
時間がたってほしいようなほしくないような複雑な気持ちでした。

夜から自宅点滴開始。150CC。思ったよりもスムーズにできた。
しかしほとんど眠るのもままならないハルは息もしんどそうで、歩くのもやっとな感じ。

顔つきは変わってしまったけど、毛並みもよくずっと可愛いままのハル
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8月6日

朝から呼吸が苦しそう。お腹もぐるぐるなりっぱなし。
風呂場に移動するのも、途中で何度もへたりこむ。
もう駄目かなと何度も思う。
栄養補給のために買ったブドウ糖もうまく飲み込めず、吐き気もあり。
目やにも多く、顔をふかれるのを嫌がる。
尿も減って、バスタオルを日に5~6回は変えていたのが、2回程度で済むように。

ハルが大好きなアギーは、ふらふらのハルにもごっつんのご挨拶
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病院に電話。
尿が減っているなら点滴を減らすこと。脇の下がたぷついていたら点滴が残っている証拠。
利尿剤を使用するのも今の状態ではよくないとのこと
は85

この日は私が一人暮らしをしていた頃、
留守にするたび猫たちのことをお世話してくれていた友人が、
ハルの状態を知って急きょ会いにきてくれました。
この日は朝からぐったりでお風呂場で横たわっていることが多かったので、
もしかしたら友人が来るまで持たないのではないかと心配でした。

が、10時半頃に友人が来ると、あきらかにハルは嬉しそうで、
ここのところ水を自ら飲むことなんてなかったのに二口ほど飲み、
お風呂場への移動もよろけてはいましたが、途中でへたることなく移動。
こんなことは本当に久しぶりのことでした。
きっといいかっこがしたかったんだろうなー。男前だわ。

さっきまでお風呂場でもう駄目かもと思ってしまうほどだったハルが、
わずかですが目の開き具合も大きくなり、いい表情になっていました。
きっと友人のことが大好きだったんだと思います。
泣いている友人に、
「僕は大丈夫。心配しないで」
ハルがそう言っているように見えました。

私のことをじっと見つめるハル。
すごくしんどいはずなのに、その表情はとても優しく、お目目が少しぱっちりしていました。
お気に入りの一枚です
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ハルのおかげで久しぶりに友人とゆっくり話すことができました。
私も誰かと話していると、その時は少し楽な気持ちになれたので、
ハルも私もこの日はずいぶん助けられました。

友人が帰るときハルに声をかけると、
それまでじっとしていたハルが寝床から友人の前までやってきて、
しばらくそこにいた後、また自分の寝床に戻っていきました。
どう見てもそのタイミングと動きが、友人に挨拶をしに行ったかのようだったので、
私も友人も「ハルが挨拶をしにきた!」と驚きました。ハルの力はすごい!

そんな体力はもうないはずなのに、
きちんとお見送りをしたかったんだと思います。
友人は、「また会いに来るからね」とハルに言いましたが、
今思えばハルはもう友人と会うのは最後だとわかっていたのかもしれません。
ちょんもおくらももちろん友人のことを覚えていました。

食事をまともに取っていないことを見透かされていたのか、友人からの差し入れ。
がんばって食べました。ありがたいです!
このときは私も3キロ位やせていましたが、
今はすっかり元通りというかさらに増えてるかも
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そして、やっぱり友人がいた間のハルは頑張りすぎていたのか、
友人が帰った後は、再びお風呂場でへたりこんでしまいました。

右奥の風呂場でへたりこむハルの様子を心配そうに見ているアギーとナミ
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それでもご機嫌はよかったようで、久しぶりに猫ベットに入って眠る姿が見れました
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腹水がたまっている場合、こんな感じで頭を支える姿勢が楽とのことです
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夜は点滴100cc。
a/d缶3ccを時間を空けて2回。吐く様子はなかった。
尿もまた出るようになってきた。
目やには多いが、鼻づまりは少しましになった気がする。

8月7日

8:00
旦那が出社前にa/d缶とぶとう糖を混ぜたものを5cc食べさせる。

強制給餌についてはずっと続けるかどうか迷っていたので、
ネットでいろいろと調べて経験者の話しをたくさん読む。
もちろん猫の状態によって結果はさまざまだろうけど、
中にはまた自ら食べれるようになって、余命宣告から長生きしている猫の話しもあり、
私も気持ちを切り替えて、明るい気持ちで強制給餌をしてみようと考え直した。

11:00
そろそろハルにご飯をと思って台所に行くと、
ハルが茶色っぽい液体をするっと30ccくらい吐いた。
とりあえずご飯は見送ることに。ハルは床でへたっている。
食べさすのを頑張ろう!と思ったけど、ハルにとってもう食べることは苦痛でしかない?
食べさせるのはいいことなのか?悪いことなのか?ずっと答えは出ず。

シリンジは3ccのもの。茶色は恐らく、朝食べたフードの色だと思われる
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11:30
この日は病院が休みなので、普段から利用している一番近くの病院に相談に行く。
ロイヤルカナンの退院サポートを購入。
ちょうど他に患者がいなかったので、ゆっくりと話しを聞いてもらった。

猫は強制給餌を嫌がるので長生きできない場合が多いとのこと。
点滴の量は、出た量を測ってその分を補給する。体重を計るのもよい。
もし苦しみだしたら、痛み止めやけいれんを抑える薬は使えるけど、
それは安らかに逝くための補助的なものになるとのこと。

「もう何もせずじっと見ていることしかできないんですかね」と私が言うと、
「そんなことはない。点滴も立派な介護です」と言われ、少し救われました。
人間、煮詰まっているときは誰かに話しを聞いてもらうだけで、本当に救われるものです。
こういう感じで宗教にはまっていく人が多いのかもなと思いました。

15:30
わん友がどうしてもほったらかしになっているシーのことを気にかけて、
旦那が帰ってくるまで預かってくれるというので、シーを預けに行く。
この友人は最近私たちが留守にするたびに猫のお世話をしてくれていたので、
ハルのこともずっ心配してくれて、余命宣告後もすぐに会いに来てくれました。
ハルはいろんな人に愛されているんだなー。

シーを預けて家に戻ると、またハルが茶色い液体を30ccほど吐いた跡があった。
水分がどこにこれだけ残っていたのだろう?

ハルは風呂場でうずくまっている。怖い。
強制給餌なんてできる状態ではなかった。

16:40
ハル、これが生前最後の一枚となってしまいました。強い目をしていました。
弱音を一切はかず、本当にかっこよすぎたわ。大好き!
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17:50
ここのところ尿はずっと寝床でしていたのに、久しぶりによろけた足でトイレに行った。
歩きながら尿が少しもれたけど、ちゃんとトイレシーツの上でした。
よろよろなのに、どこでしてもいいように部屋中にマットも敷き詰めたのにと思うと、
そのおしっこの跡を見ただけで泣けた。
ハルが頑張った証拠だと思った。

そしてこの日の夜、疲れていた私はうっかり2階の布団で眠ってしまいました。
今でもこれは悔やまれてなりません。


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  1. 2014/08/24(日) 13:01:48|
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(猫)ちょん 21歳☆
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・・・と暮らしています。
全員オスなのは偶然です。

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