犬1匹と猫5匹

南の島からやってきた犬1匹と、個性豊かな元野良ニャン5匹と暮らす、平凡な飼い主のそんな日常

ハルのこと 8月8日~10日

さらに続き。

ちょっとハルが亡くなった後の写真を載せるのはどうかと迷ったのですが、
ハルは亡くなってからも眠っているようにしか見えない感じだったんで、
載せることにしました。
もし不快に思う人がいたらごめんなさい。

8月8日

久しぶりに2階で眠っていたけれど、
午前3時過ぎに目が覚めたので1階に様子を見に行った。
ハルはうつぶせのいつもの姿勢で、顔を少し横に向けて眠っているように見えた。
近づいてなでてあげようかなと思ったけれど、
もし眠っているなら起こしてしまうのでそのまま2階に戻ることに。

「ハルの様子がおかしい!」
午前4時ごろ旦那の声であわてて一階にかけ降りる。
しかしなぜか私は、「ちょっと待ってコンタクト入れる!」と洗面に向かってしまう。
そのあいだ1分もかかっていないと思うのだけど、
私がハルのそばににたどり着いた時にはもうハルの呼吸は止まっていました。

「もう息してないよ」と私が言うと、
「ほんの数秒前まではしていた」と旦那。
私、なんてまぬけなんだろう。アホすぎる・・・。
なんでコンタクトなんて入れる必要があったのか?意味が全くわからない。

余命宣告されてからできるだけハルのそばにいると決めたはずなのに、
最後の最後に一緒にいてあげれなかった。
動かなくなったハルを抱いて、
「ハル、ありがとう」、私はそう言い続けることしかできませんでした。

DSC05830.jpg

旦那に後から聞くと、
普段はめったなことで起きない旦那がハルの呼吸が荒くなったことに気づき、
あわてて2階にいる私を呼んでハルの様子をそばで見ていると、
ハルは肩を使って何度か大きな呼吸をした後、
一度大きく深呼吸をするような感じで息を引き取ったとのことです。
時間にしてほんの数分だったとのこと。
痙攣やおう吐もなかったので、そんなに苦しまずに逝けたのかもしれません。
表情もとても安らかでした。

動かなくなったハル。これって何かの間違い?現実?
私はなかなかハルの死を受け入れることができませんでした。
余命宣告を受けていたけれど、少なくともお盆休みまではとか、
もしかしたらお盆休みが明けてもハルと一緒にいれるかもとか思っていたので。

しかし悲しみにくれながらも人間の時と同じように、やらなければいけないことがあります。
特に今は夏、ハルの火葬のことを考えなければいけません。
数年前から近くにある動物霊園「にじの橋舎」のことが気になっていました。
いつかはお世話になるかもと思いながらも、
それはまだまだ遠い先のことであってほしかったので、
ずっとホームページすら見ることができませんでした。

が、この日初めてホームページを見て、朝になるのを待って連絡を取りました。
しかし当日は11時からが空いているのみとの返答。
いくらなんでもさっき亡くなったばかりなのに、
そんなに早くのお別れは私の気持ちの整理がまだつかない。
ならば明日ではと聞いてみると、停滞している台風の影響で明日は休業とのこと。
遺体のことは心配でしたが、冷房の効いた部屋で氷やドライアイスで冷やしておけば大丈夫とのこと。
というわけで旦那と相談して、あさって午前中の予約を入れました。

その後、旦那とドライアイスを買いに走り、そのついでに霊園を見に行った。
中はちょっとごちゃごちゃした感じではあるけれど、
対応してくれた女性がとても親切で動物好きだったので安心できました。

夜ご飯にハルの大好物だったかつおのタタキを出した。
ハルにももちろんおすそ分けをしたら、あろうことかアギーがやってきて盗み食いをしました
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アギーはいつも、ハルに取られてばかりだったからなー
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ハル、無念なり!
DSC05835.jpg

ハルの体をふいていると、足が少し床ずれで赤くなっているところがあった。
気づいてあげれなくて申し訳なかった。ごめんね。

夜はハルと手をつないで眠った。

8月9日

友人が3人、ハルに会いに来てくれた。
我が家がこんなにぎやかになることはめったにないので、
おくらは必死で逃げ回り、アギーとナミも少々びくびくした感じ。
そんな中、王様ちょんはいつもの定位置から動くこともなくお休み中。さすがだわ。

そして、シーくんはと言うと、自分の大好きな人たちが次々やってくるもんだから、
嬉しさに耐えきれず、旦那の制止も振り切り、
いつもは出入り禁止で決してあがってこない2階に鼻息も荒くやってきた。
あまりにも嬉しそうなので、しかたなく今回ばかりは許すことに。

ハルを囲んでみんなと話している間は、私の気持ちも軽くなる。
話すということは大事なんだなーと実感する。
みんなが帰った後、ハルはたくさんの人に愛されて幸せだったなーと私まで幸せな気分になる。
忙しい中、みんな来てくれて本当にありがとう。

きれいなお花やフードまでいただきました。よかったね、ハル
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ドライアイスが効いているのか、今日もハルの遺体はきれいなまま。
恐れていた死後硬直も全くなく、お手手もふにゃふにゃのまま。冷たくもならない。
なのでやっぱり眠っているようにしか見えない。
しかし残っていた腹水が多少もれでているような感じがあるので、
旦那と汚れているところだけシャワーできれいに洗った。

どこかに出かけるときは、ハルに「行ってきます」と言い、
帰宅したときは、ハルに「ただいまー」って言う。
たくさんなでて、たくさん声をかける。
ハルのことが好きすぎてどうしようもない。

この日もハルと手をつないで寝る。

8月10日

この日も台風の影響で雨風が強い。
予約していた「虹の橋舎」から電話。
夕方から火葬の予約をしていたけど、
台風の影響で近くで土砂崩れもあり、
川のすぐそばにある現地は使用不可能とのこと。
代替案として移動火葬車で対応すると言われる。

しかしその専用の場所が別にあるというわけではなく、
周囲に迷惑がかからない、住宅がない工業地帯のようなところで道路に止めてやるとのこと。
しかもそれは私の職場の近く。それってどうよ?
空気も汚く環境も悪い場所で、そのへんに路上駐車してってことやん。
これはどうも受け入れられない。

ならばもう一日のばすかとも考えたけど、
明日はすでに予約がいっぱいとのこと。
恐らくこの台風で延期になった方が他にもいたと思われる。
結局現地で火葬をするなら、あさってまで待たなければいけないとのこと。
でもそうなるとハルの遺体が傷んでいくのは目に見えているし、
あさっては旦那も仕事が休めないので、とてもじゃないけど待てない!

しばらく1階でハルと生活していたシーくん、寂しくなっちゃったね
DSC05838.jpg

これは不測の事態。
でも、移動火葬車・・やっぱり嫌。待ってる間も落ち着けないし。
こんなところで妥協するのはどうしても嫌だ!

というわけで急きょ他の霊園を探すことに。
昔利用したことのある「六甲動物霊園」はちょっと遠いし、
そもそも当日対応してくれるところがあるのだろうか?
思ったよりも動物霊園の情報は少ない。
霊園の中にはホームページがないところもあるし、
利用したことのある人の口コミもほとんど見つからない。
火葬のことなんて、悲しくてあまり書きたくないのかも。

不安になりながらも、ここなら近くてよさそうといううところをひとつ発見。
電話をして事情を話すと、夕方からなら当日対応してくれるとのこと。
「芦屋動物霊園」。こちらはホームページもなかったけれど、
信頼している友人がお願いしたことがあるというのが決め手になった。

旦那と花を買いに行く。
ハルの花のイメージは、やはり丸くて明るいひまわり。

急に霊園が変更になったため、ばたばたと時間が過ぎていく。
もうすぐハルの体とお別れだと思うと、さみしくてしかたない。
死後硬直などで見た目や手触りがどんどん変わっていくかと思っていたけど、
あいかわらずハルの体はふにゃふにゃでやわらかい。
ベットの中のハルはずっと眠っているようにしか見えない。
驚かないから、目を覚ましてくれたらいいのにと何度も思った。

霊園に行く前に、また別の友人からお花をいただきました。ハル、もてもてやなー
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あんなに降っていた雨もやんで出発の時間。
旦那と友人も一緒に3人で葬儀場に向かう。
到着すると御夫婦で出迎えしていただき、霊園はきれいに手入れされていて想像以上にいい感じ。
ここにしてよかったと思う。

小さな待合室で説明を聞いた後は、
ハルを紙の棺に入れて花やおやつを一緒に入れていく。
すごく悲しいはずなのに、
食いしん坊のハルのためにとあれやこれやと入れているうちに、
なかなか生のかつおのたたきを入れる人はいないだろうとか思うと、
なんだか笑えてきた。
最後まで楽しい気持ちにしてくれるハルはさすがだわね。

待合室にて。ハルはずっと可愛いなー
DSC05847.jpg

それでも、準備ができて後はハルを手渡すだけというときになると、
渡すのが嫌で嫌でしかたなかった。
やっぱりやめますと引き返したいぐらいの気持ちだった。
今は動かなくてもまだハルにふれることはできる。
それがもう全てなくなってしまうのは、私にとって耐え難いことだった。

しかしもちろん引き返すことなんてできるはずもなく、泣く泣くハルを手渡した。
火葬にかかる時間は約1時間程度のこと。

その間、他の犬猫たちのお墓を見て回ったりして過ごした。
ちなみに人間のようなお墓の料金は、50万円プラス年間管理費。
小さなロッカータイプは、15万円プラス年間管理費。
共同慰霊碑は、5万円プラス年間管理費だったと思います。
芦屋値段で他と比べるとちょっとお高め?かもしれませんが、
その分環境もよく、きれいに手入れされているので、
お墓を持ちたいという方にはお勧めです。

私は今のところお墓を持つつもりはありません。
ずっと管理していくことはできないし、
どうせお骨を持ったままにしておくなら自分のそばに置いておきたいです。
かといっていつまでもお骨を置いておくつもりもなく、
いつかは土に返したいと思っています。
こういうことは人それぞれ思うようにすればよいこと。
どんな形になるにせよ、ずっと心の中にいることが一番の供養だと思います。

ハル、早く生まれ変わってまた私のところにおいで!
DSC05852.jpg

あっというまに時間が過ぎて、お骨を拾うために呼ばれる。
人間で何度か見たことはあるけれど、
やはりただのお骨になってしまったハルの姿は、
もうどこにも生前の面影はありませんでした。

私、旦那、友人、霊園の奥様と、4人がかりでお骨を拾い骨壷に入れていきます。
奥様は主に爪を探してくれて、お骨とは別の入れ物におさめてくれます。
ここでも初めのうちはもう悲しくて悲しくてたまらなかったのですが、
途中からあまりにお箸を使うのが下手な自分に笑けてきました。
きっと私一人だったらいつまでも終わらなかったと思います。
しまいにはあまりにもぽろぽろ落ちるので、手で拾いました。

旦那は旦那で、宝探しのようにハルの爪を探し、
見つけるたびに奥様に「これですか!」と自信満々に確認するものの、
あっさり違いますと言われる始末。これまた笑える。

さらにやっているうちに少しでも取り残すまい!という気持ちになり、
時間いっぱいまで黙々と、ひたすら細かい骨まで取りきりました!
祭儀場の方にも「十分取った方だと思います(苦笑)」とお言葉をいただきました!
ハル、私たち頑張ったよ!

ちなみに、ハルの棺の中はこんな感じでした。明らかに入れすぎです
DSC05856.jpg

あんなに丸くてころころしていたハルが、
小さくなってまた私の元に帰ってきました。
もう触れることはできないけれど、
不思議とハルはいつも私の近くにいる。そんな気がしました。

お帰り、ハル
DSC05904.jpg

今回お世話になった霊園。
パンフレットとかもないようで、名刺を持ち帰りました
DSC05871.jpg

家に帰って、お骨になったハルを他の猫たちに見せました。
きっとハルはこれから、ちょん、おくら、アギー、ナミ、シーのことを見守ってくれると思います。

余命宣告以来、この日までろくにご飯を食べていなかった私ですが、
なぜか食いしん坊のハルのためにもたくさん食べよう!と思い、
夜ごはんは友人も誘って王将に行くことにしました。
たくさん食べるのは久しぶりだったので、
少々胃が驚いた感はあったけどおいしかったです。

ハルがいなくなったベットに、シーがボールを運んだようです。
シーくんからのプレゼントということで、このままにしておこう
DSC05883.jpg

そしてこれを書いている今日は、ハルが亡くなってからもう3週間。
今思うと、ハルが亡くなったときよりも余命宣告をされたときの方がつらかった気がします。
亡くなってからは、どれだけつらくてもハルといれた日は幸せだったとわかるのですが、
余命宣告から亡くなるまでの日は本当に不安と怖さでどうにかなりそうでした。
これでもかというぐらい毎日泣いてました。

亡くなったときはやはりあれこれ後悔しました。
強制給餌や点滴をしなければあと少しは一緒にいれたかもとか、
もっともっとできることはあったんじゃないかとか。

それでも今は、ハルはなかなか幸せだったんじゃないかと思えるようになりました。
最後の数週間はつらかったかもしれないけれど、
それまではたくさんおいしいものを食べて、他の猫たちとも仲良く過ごして、
私や旦那や友人にも愛されて。

今頃、虹の橋で元気だった体に戻っておいしいものをたくさん食べていると思います。
他の犬猫たちの分を横取りしてなきゃいーけど。
ハルにはずっと幸せでいてもらわないとね!

本当にかわいくて、強くて、食いしん坊で、面倒見がよくて、かしこくて、
手先が器用で、何一つ悪いところなんてなかったなー。

ハル、私のところに来てくれて本当にありがとう。

若かりし頃のハル。
食いしん坊は変わらず、台所でいたずら中
05-02-12_20-56.jpg

まとまりのない文章を読んでくれてありがとうございました。

そしてハルのことを気にかけていてくれたみなさま、ありがとうございます。
この先もこんなつらいことが何回もやってくるだろうけど、
今、ちょん、おくら、アギー、ナミ、シーと過ごす時間を大切にしていきたいと思います。

ハル、これからも私の心の中でずっと一緒だよ!

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  1. 2014/08/29(金) 00:25:30|
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  1. |
  2. 2014/08/29(金) 12:14:00 |
  3. #
  4. [ 編集 ]

頑張ったね!

ハルちゃんお疲れ様でした!
優しいパパとママのところで幸せだったね。
思い出、たくさん持てたかな?
またパパとママの元へ舞い降りておいで♪

心よりご冥福をお祈りします。
  1. URL |
  2. 2014/08/29(金) 22:19:21 |
  3. クーママ #x9c5GV3o
  4. [ 編集 ]

Re: クーママさま

ハルへの温かいお言葉ありがとうございます!
思い出もご飯も、きっとたくさん持っていったと思います。
ここぞとばかりに持たせました!

毎日ハルが他猫のご飯を横取りするのを怒るのが私の日課だったので、
今の平和すぎるご飯タイムはなんだか物足りません。

クーちゃん、お顔がうちのシモジと似てますね!
胸のあたりの毛が白いのもよく似てます!
シーもクーちゃんみたいに毛がのびたら、もっとかわいくなるのにな・・



  1. URL |
  2. 2014/09/01(月) 22:51:02 |
  3. ponko #-
  4. [ 編集 ]

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(犬)シモジ 6歳
(猫)ちょん 21歳☆
   ハル  17歳☆
   おくら  17歳
   アギー  11歳
   ナミさん   9歳
   ちゅちゅ  2歳
   うみお  3ヶ月
  (人)旦那  1名
・・・と暮らしています。
全員オスなのは偶然です。

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